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鎮痛薬でお腹が痛くなる方へ 当店には「鎮痛薬を飲んだらお腹が痛くなる(痛くなった)」という方が結構いらっしゃいます。そんな方に少しでも手助けが出来たら・・・という今回のお話です。 鎮痛薬が胃を荒らしやすいというのは結構有名な(?)話です。なぜ鎮痛薬が胃を荒らしやすいかというと、鎮痛薬が体内の発痛物質プロスタグランジンの合成を抑制する際に胃粘膜を増強する働きをもつ物質COX1の働きを抑制してしまう為です。 近年、医薬品の研究が進み、COX1の働きをあまり妨げずに鎮痛効果を発揮する医薬品も開発されてきていますが、まだ完全とは言えず、そのような薬が一般に市販・流通し浸透するのはまだ先の話のようです。 では、鎮痛薬でお腹が痛くなりやすい人はどうしたらよいのでしょうか? 1つは胃を荒らしにくい薬を選ぶという事です(当然の事ですが)。市販されている薬の中では「アセトアミノフェン」という成分が比較的胃にやさしい成分なので1つの目安にして良いでしょう。鎮痛効果も他に比べやさしいという点がありますが、市販薬の中には他の成分と一緒にする事で鎮痛効果が発揮しやすいように工夫してあるものもあります。胃粘膜保護作用がある成分と一緒になっている鎮痛薬を選ぶのもおすすめです。 2つめは食後服用を心がける事です。胃が空っぽの状態で服用すると薬が直接胃粘膜に作用し荒れやすくなってしまいます。食事のとき以外で痛みを止めたい場合でも軽く何か胃に入れてから服用することをおすすめします。 3つめ、これが一番重要かもしれません。それは普段から胃粘膜を正常に保つことです。もともとの胃粘膜が弱かったり薄かったりすると少しの刺激で胃が荒れてしまいます。普段から胃に刺激がある辛いもの、味が濃いもの、お酒などを控えたり、ストレスをためない生活を送ることが大切です。 「強い鎮痛剤を飲む!胃薬も一緒に飲む!」これも治療上の1つの方法ですが病院からお薬が出ている方の場合、お医者さんから鎮痛効果がある薬、胃薬と時間をずらして服用したほうがいい薬などをもらっている可能性があります。病院から処方されるお薬はご自身の体に大切なものです。本来の薬の作用を阻害するようなお薬の服用方法は治療の妨げになります。病院薬・一般薬問わず、複数お薬を服用する場合は医師、薬剤師等にご相談下さい。 |
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